私の薬による副作用

1999年10月12日入院
レントゲン・心電図・肺機能・MRI・胃カメラ・核医学検査そして私の症状の一つであった色素沈着による皮膚の一番健著に現れている右腕の皮膚組織を一部切り取っての検査。
等などがあって、2週間の検査入院がどんどん日延べされていった。

結果11月2日昼よりステロイド(プレドニゾロン)30㍉から始まる。
11月17日退院、2週間に1度の通院となる。

その間1度郷里の諏訪へ帰る。
両親は嬉しさのあまり食べろ食べろと色々出してくれて、また私も不思議なことに満腹感がなくいくらでも入る。
夜は夜中の1時になっても2時になっても目がランランとして眠れない。

あとで一緒に入院していた人で私が外来の時病室へ会いに行った人に聞いたら、彼女は薬で食欲増進するから一日何キロカロリーまでって制限されたって。
私は同じ先生だったけど、一言もそんなこと言われなかった。
入院した時栄養失調状態だったからかなぁ(笑)
またステロイドは興奮作用もあるから眠れなくなるんだって。
これも後から本で知った。
知ったときすでに遅く、どんどん食べてた私はどんどん順調に体重が増えて、最終的には15キロ以上増えてしまって、以前の洋服が全部着れなくなった。

また副作用によるムーンフェイスという顔が丸くお月さまみたいになって、しばらく会ってない人は誰もすれ違っても気づいてくれない。
一番悲しかったのは、あるとき交差点でスナックをやってた時のお客さんでとてもカッコいい人がいて、その人が道向こうに立っていた。
私は懐かしさで、自分のそのときの姿をすっかり忘れニコって笑いかけたら、下からすかして見上げて「なんだぁこいつは」って顔された(;_;)あれはショックだった。
またしばらくぶりに訪ねてくれた友達がドアを開けた途端固まってしまった。

それほど人相が変わったのだ。
なにしろ、顔を洗うのに、それまで両手に入った顔がはみ出して、1度で顔全体が洗えない。ファンデーションの減りが激しい。
自転車に乗るとサドルが大きくなったお尻の中にもぐっちゃう(爆)
めがねをかけるとふちの後がほっぺについてる、食い込むくらい顔がふくらんでいるからだ。

だから病院へ行くとステロイド飲んでいる人はすぐわかる。

ステロイドを飲んでいると感染しやすいということで、特に風邪に対しては医師はかなり敏感だった。
私の場合は肺線維症・間質性肺炎があるので、風邪をひいてはいけないと言われてた。

また歯医者に行くにも、歯医者で「膠原病」の話をしたときに、まず歯医者さんが私の担当医に手紙を書いて治療をどの程度して良いか聞いたのだろうと思う。
それで担当医からステロイドが10mmになるまでは、出血するような治療はしないで欲しいと返事があって、減るまでは簡単な治療にとどめていた。
また歯医者の看護婦さんも1度「私風邪ひいてますから、今日は担当変わってもらいますね」と別の看護婦さんになったのには、私の方が驚いてしまった。
そこまでしなくても・・・・と。

傷がつくと血が止まりにくいとかの副作用があるらしい。

またコレステロールも高くなって、甘い物は禁止された。
普段の生活ではどちらかというと、薄味で砂糖、塩分はあまり使わない方なので、これはやはりステロイドによる物と思われる。
コレステロールが高いと心筋梗塞を起こしやすいので、下げるための薬を処方された。

ところが名前を忘れてしまったが、これが私に合わなかった。
膝が突然ガクっとなって、転びそうになる。一度は片手に日傘をさして、片手に買い物の荷物を持って歩いている時、いきなり何の前触れもなく、本当に何かに躓いたわけでもなく、気が付いたら転んでいた?!
日傘をかざし荷物をもったまま、見事に転んでいた。
自分でもなにがなんだかわからなくて、でも大通りだったので恥ずかしくて急いで立ち上がって帰ってきたけど、後から笑いがこみ上げてきた。
薬でパンパンになったおばさんが道端ですっ転んでる姿なんてぶざまだものσ(^◇^;)

医師にそのこと話したたら、そういう作用はないはずだって言ったけど、現に転んだのは私なんだから、それで薬をかえてもらったけど、それも合わなくて、結局ビタミンE(ユベラ)に変えた。
「即効性はないけど、コレステロール下げる作用もあるから」と。
これが私には合ったみたいで、コレステロール今までの2種類の薬で下がらなかったのに、ビタミンEにしたら途端に下がった。
肌にもいいし、私には良かった。



-「膠原病」の症状と、ステロイドによる副作用-

2003年12月ムーンフェイス(ステロイト゛30ミリ服用) レイノー症状 副作用ではないです レイノー症状 副作用ではないです
足の浮腫み 顔にできる赤い発疹
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